Title | : | パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか |
Author | : | |
Rating | : | |
ISBN | : | - |
Language | : | Japanese |
Format Type | : | Kindle Edition |
Number of Pages | : | 271 |
Publication | : | First published January 1, 2004 |
現代人の多くが抱えているパーソナリティ障害の諸問題と解決策を、精神医学の観点から詳細に解説。豊富な具体例がとても参考になる。
パーソナリティ障害(人格障害)とは、偏った考え方や行動パターンのために、家庭や社会生活に支障をきたした状態のこと。愛を貪る、賞賛だけがほしい、主人公を演じる、悪を生き甲斐にする、傷つきを恐れる……現代人が抱える生きづらさの背景には、ある共通の原因があるのだ。アメリカ人の10%がパーソナリティ障害であるという統計もある。
本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など、パーソナリティ障害の10タイプそれぞれについて、(1)特徴と背景、(2)接し方のコツ、(3)克服のポイントを、具体的にわかりやすく解説してくれる。パーソナリティ障害全般に関する日本ではじめての入門解説書である。▼巻末に付録として「パーソナリティ自己診断シート」がついている。人間関係で悩んでいる人は、このシートを利用することによって、人間関係回復のたしかな手がかりを得ることができるだろう。